消極損害②逸失利益

事故によって片腕切断などの後遺症の為労働能力が減少し、将来の収入の減少をきたす損害の事を逸失利益という。死亡して収入が得られなくなった場合も同様。

後遺症による逸失利益は

基礎収入×後遺症による労働喪失率×期間に対するライプニッツ数

によって算出する。

後遺症による労働能力の減少(喪失)はどのようにして決められるかであるが、一般的には自動車損害補償法施行令別表第二によって決められた労働能力喪失率に基づいて算出される。