一度、保険会社の示談担当者の話を聞いてみる

「見舞いにも来ない、通夜や葬儀にも顔を出さないような加害者とは、示談交渉する気はない」と言って、保険会社の代理人との示談交渉を蹴飛ばす事は自由だ。しかし、いつまでたっても、損害賠償の問題は解決しない。放っておくと時効により損害賠償請求権は消滅してしまう。

保険会社から示談交渉に来るということは、考えようによっては、長所が無いわけではない。一つには、事故に直接関係してない第三者だから、冷静に、客観的に交渉が進められること、二つ目は、保険会社との間で示談ができれば、その金額の保険金が支払われること。だから、保険会社から代理人が示談交渉に来たら、とりあえず話は聞いてみる事。それからどうするかは、話を聞いたうえで決めれば良い。